新刊 『一角獣は楽園にまどろむ ~ドラゴンギルド~』

  02, 2017 04:20
*あらすじ*
庶子であることを原因に冷遇されて育ったアルカナ帝国第4王子のリシュリーは、幼少期に出会った小さな魔物との再会を夢見てきた。そんな中、突如帝都に現れた黒竜に攫われてしまう。自身を攫った黒竜・ファウストがあの時の魔物だと気づいたリシュリーは再会を喜ぶが、ファウストに「発情した」と迫られ疼いた体を慰め合った。宮殿に戻った後、リシュリーは謎の高熱に倒れ体にとある異変が現れる。その変化を見た皇帝に、ドラゴンギルドへの隔離を命じられてしまい……。

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角川ルビー文庫 2017年3月1日発売
イラスト:沖麻実也先生



ドラゴンギルドシリーズ4作目を刊行していただきました。
貴重な助言をくださった編集部さま、締切が迫る中、原稿の不備を素晴らしい速さで整えてくださった担当さま、絶大なお力添えをくださる沖麻実也先生、本当にありがとうございます。
そしてシリーズ既刊や新刊をお手に取ってくださった皆さまへ、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。


お話を書くとき、季節の移ろいを入れたいと思います。
実際は難しくて上手く入れられない場合もあり……『紅炎竜と密約の執事』は秋~晩秋、『人魚は愛を謳う』は初夏~夏ですが、『黒猫は蜜月に啼く』には季節の描写がありません。
でも今作はどうしても舞台を冬にしたかったのです。沖先生が描いてくださるドラゴンギルドの「冬」が見たいというヨコシマな気持ちだけで季節を決めました
カバーイラストのきらきらした雪の世界も、リシュリーの衣装も美しいです。強さと憂いの宿った淡緑色の瞳をずっと見てしまいますね… 挿絵も、どれが1番とは決められないくらい素敵なイラストばかりです。
最後の挿絵は「ファウストもリシュリーも本当によかったね…」と、じーんとしますし(ファウストがめちゃくちゃ格好いいですよ!)、最初の挿絵は、おちびちゃんズがものすごく可愛いです! そして私がジィッと見てしまうのはファウストのオシリです…ムフフ…

今作で初めてドラゴンギルドを知ってくださったかたは、ぜひ、ツイッターのハッシュタグ【#DragonGuild_R】で検索をお願いします。沖先生が世界観あふれる設定イラストや、貴重な描き下ろしイラストを公開してくださっていますシリーズ既刊の主役たちのラブラブイラストも…

既刊の主役たちは今作にも登場させました。
特にサリバンはグイグイ出てきます。そしてリシュリーをサポートするのは、例の綺麗で知的でスケベなお兄さんバトラーです。もちろんリーゼさんも登場しますが、彼には物語の最後でつらい思いをさせてしまいました。でもこれは魔女ジゼルの息子であり筆頭バトラーであるリーゼだからこそ乗り越えるべきもの、乗り越えていけるもの……と考えています。め、めっちゃエラソウですみません…。

もちろん主役たちの恋愛が軸ではあります。でも今作においては父と子の関係もお伝えしたいと思いました。
アルカナ大帝に憧れを抱き、その姿にすがりつづけたリシュリーが、どのように決心して大帝のもとを離れるのか……また、冷淡な大帝がリシュリーの母親のために取った行動にも注目していただけたら嬉しいです。
※アルカナ大帝についてあと少し制作裏話がありますが、ネタバレになりますので後日サラッと書きますね

……悪い癖が出て冗長になりましたまとめますー。
今作は書いたあとに削った場面がありますので、ブログ掌編でお届けします。
削ったのは、フォンティーンとジュストのイチャイチャです! 本当に二人がただイチャイチャしてるだけの場面をそのまま載せますねムフフ…
もうひとつSSネタがありますが、こちらは夏~秋にお届けできたらいいなと思っています。(も、ものすごく先…)


そして、そして……『一角獣は楽園にまどろむ』をもちまして、10冊目に辿り着くことができました。
拙作をお手に取ってくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを、きちんと形にしてお返ししたいと思い、【小冊子お届け企画】を考えました。
下記の、ほこりの魔物(太った羊じゃないですよ、一応リピンですから!笑 それにしても丸いわね…)をクリックしていただくと企画ページへ移動します。
  

ハガキの準備など、ほんのちょっとだけ手間がかかりますが、ご応募お待ちしております!
一角獣ユニコーンは楽園にまどろむ ~ドラゴンギルド~』をどうぞよろしくお願いいたします。