新刊のお知らせです

  07, 2016 00:57

公式HPに書籍情報を掲載していただきました。
5月1日刊行です。

『人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~』

*あらすじ*
半人魚のメルヴィネが記憶喪失状態で目を覚ました場所は竜結社・ドラゴンギルドだった。メルヴィネを助けてくれたという水竜・サロメは、初対面のはずなのになぜか異常な執着を見せてきて…。

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本当に本当に、夢のようですが、ドラゴンギルドシリーズ第3弾を刊行していただきます。
 

”人魚” は、”セイレーン”とお読みくださいね。 『人魚セイレーンは愛を謳う』です。
今作も担当さまにタイトルをつけてもらいました。すみません

「新刊のお知らせです」というタイトルにしておきながら、今回の記事はお礼のみでございます……。
とても冗長になってしまったので、下記、ブログ記事をたたみました。


次回は制作裏話などをお届けしたいと思っております!
どうぞよろしくお願いいたします。





過去の手帳を調べたところ、2014年6月(今から約2年前)のページに「プロット、ボツ。おちこむ」と書いてありました
攻と受と当て馬の名前まで決まっていた、4冊目として刊行予定のプロットがボツになったのです。
担当さまは、びび、と感じるものがあったのだと思います。「このお話ではなく、もっと別の……」と。

脳みそがビーンとなるくらい考えてプロットを整えていきます。それがダメになることは、とても残念です。
担当さまや編集部さまも時間を割いてくださっていますから。本当に、崖っぷちや……となりました。

でも、奇跡って起こるんですね。
挽回できる自信もなく「どどどうしよう」とうろたえる私に、担当さまが「○○っていかがですか?」と、
とあるモチーフを示してくださいました。
そちらを聞いたとき、ふと、”竜” と ”ヴィクトリア時代のロンドン” が頭の中に浮かんだのです。

思い浮かんできた竜は当初、貴族の格好をしてシルクハットをかぶっていました。貴族だったらお世話する者がいるよね、と執事(バトラー)を増やし……。
ちょうどそのときテレビで空港特集を観ました。空港に到着した飛行機の機体を、プロの洗浄員さんたちがモップで洗っていました。その風景が、「仕事を頑張ってきたから、綺麗にしてくれ~」と竜が言っているように見えたのです。

それらをまとめ、プロットを再提出しました。
担当さまは「これでいきましょう」とお返事をくださいました。

約2年前のあのとき、担当さまの”仕事人の本能”がビビッと働いていなければ、プロットがダメになっていなかったら、おそらくドラゴンギルドは生まれていないと思います。
プロットがボツになったときは本当に生きた心地がしなくて(びびりであります)、ですからそのような状況で考えたドラゴンギルドがシリーズ化し、三冊目まで刊行していただけることが、今も夢のようなのです。
本当にありがとうございます。


そして、白状しますと……、『紅炎竜と密約の執事』を書き終えたとき、私はサリバンとリーゼの話をどうしても書きたいと思っていました。それを了承していただき『黒猫は蜜月に啼く』を刊行していただいて、もうわがままは言うまいと思いました。
でもやっぱり、サロメも書きたい…という願望を消しきれず、しかしそれはさすがにずうずうしいなムググ…と、誰にも言うことができずにいました。
結局ガマンできなくて、沖先生への御礼のお手紙に「諦めが悪いですが、サロメを……」としたため、口にできない願望を吐露してしまったのであります。
めっちゃ迷惑な奴ですワタクシ でもどうにか格好がついて、安堵しております。沖先生のお力添えがなければドラゴンギルドは成立しておりません。本当にありがとうございます。


そして、そして……。
ドラゴンギルドシリーズの既刊をお手に取ってくださった皆さまに、心より御礼を申し上げます!
皆さまが読んでくださったからこそ、こうしてサロメのお話を書くことができました。
本当に、本当に、ありがとうございます。

編集部さま宛てのアンケートに「サロメのお相手には人魚を!」と書いてくださったかたがいらっしゃいました。
担当さまと「す、すごい。とっても鋭い……見抜かれてしまいましたね」とドキドキしながら話していました。
本当はちゃんとした形でお礼をお伝えしたいのですが、ままならず申し訳ありません……当ブログを読んでくださっていますようにと切に願っております。拙作を細部まで読み込んでくださり、胸が熱くなるご感想をくださって、本当にありがとうございました。



……長々とすみません
どうしてこんなにありがとうございますばかり書くのかと申しますと、シリーズものを書くということは、私にとっては難易度がとてもとても高いことなのであります。本当に、皆さまのお力を借りて三冊目までたどり着くことができました。ありがとうございます!

わぁー、スッキリしましたフー
とにもかくにも、真っ先にお礼をお伝えしたかったのです。次回は制作裏話あれこれをお届けしたいと思います!

人魚セイレーンは愛を謳う ~ドラゴンギルド~』をどうぞよろしくお願いいたします。