鴇六連のまったりぐだぐだブログです

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愛してやまない書籍

*文庫版 第1巻あらすじより*
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。


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最も大切にしている書籍です。
死んだら棺に入れてもらう。(自分の小説も絶対入れてもらう。)それぐらい大好きです。
「文章を書いてみよう」と思わせてくれた、とってもとっても大切な存在です。

でも、この書籍との出会いは偶然でした。ネットやテレビで知った、というわけではなかったのです。
私はそのとき中原中也さんの詩集が読みたくて書店をうろうろしていました。
すると『中原の虹』という書籍が平積みされていて、「なかはらのにじ?」と、手に取ってみたのです。

正しくは「ちゅうげんのにじ」と読みました。
中原中也さんともぜんぜん関係のない、中国を舞台にしたお話のようでした。
すごく興味がわいたのですが、これは『蒼穹の昴』の続編にあたると説明書きがあります。
それなら順番通り読んでみるかー、という軽い気持ちで『蒼穹の昴』を買って帰りました。

……本当に魂をうたれましたよ。揺さぶられました。

ちゃんと感想を書きたくてさらっと読み直したのですが、……それだけで号泣です。
こっち(現実世界)に戻ってくるのに時間がかかる。
それに、なにを書いてもネタバレになってしまうような…。

主人公の春児(チュンル)も文秀(ウェンシウ)も、とてもひたむきで、自分が信じた道を懸命に生きるんですね。
西太后の側近と、皇帝の腹心という対立する立場になり、義兄弟の袂を分かつことになっても。
私が毎回「うぅっ」となってしまう場面は、文秀が亡くなったお母さんへ向けて大地に額づくところと、
ものすごく高い地位に就いた春児が、それでも文秀の前で泣いてしまうところです。

西太后も三大悪女の一人とされていますけど、私はこの本を読んで、じつはそうではなかったんじゃないかなあ、と思いました。えげつないことも多々してはるとは思いますけども…。



『蒼穹の昴』と『中原の虹』のあいだに、もう一冊刊行されていました。
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こちらは光緒帝の妃だった珍妃(チェンフェイ)が
なぜ、誰に殺されたのかを紐とくお話です。

春児には同じ宦官の義兄弟、蘭琴(ランチン)がいますが、この二人のやりとりもまた涙を誘うのです。
このシリーズを読んでいたときの私は、ちょうどBLを知りはじめたころでした。
そのときも、どっぷりBLに浸かっている今も、このお話を読むときだけは、BLは抜きです。
すごく不思議な感覚なのですが…。



このあと、書店で偶然見つけた『中原の虹』にお話は移ります。
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ここで一気にお話が難しくなって、「あ、あれ?」みたいなところもあります。
(私の理解力の問題
春児のお兄ちゃんや、張作霖が出てくる+大昔のご先祖さまたちの話と交互になっております。
装丁が一級品です。特に第二巻。豪華絢爛!!


そしてこちらがシリーズ最新刊? 最終刊? になるのでしょうか。
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張作霖爆殺事件を扱っています。 最後まで春児が出てくれるのが嬉しいところです。
でもこれもじっくり読み直したいんですよね……でもそんな時間あるなら勉強のためにBL小説読みなさいよと自分に突っ込みを入れる次第です。


……わわ、長くなってしまったー。
それだけ『蒼穹の昴』への愛はもりもり盛りだくさんです。大好きだ!!
ぜひぜひ、読んでみてください。感動を分かち合いたいです。

よ、よーし、BL小説読もーっと! 小説も漫画も積みまくってますよ!