新刊 『黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~』

2015
29
*あらすじ*
育ての親が生涯を賭して遺した結社・ドラゴンギルド。その筆頭執事となった黒猫族の末裔・リーゼは、仕事の最中、性に奔放で手を焼いていた風竜・サリバンの血を浴びてしまう。猛毒とされる竜の血を浴びて助かる方法は、竜の精液を体内に取り込むことだけ。望まぬ性交を強いられたリーゼだったが、サリバンはなぜか情熱的に体を求めてきて、何度も絶頂を味わわされる。そのうえ、困ったことにその日から執拗に執着し、束縛してきて…。孤高の風竜×最後の黒猫の溺愛執着物語!

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角川ルビー文庫 2015年7月1日発売
イラスト:沖麻実也先生



前作、『紅炎竜と密約の執事』 のスピンオフ作品を刊行していただきました。

私の「書きたい」という気持ちだけで一冊の書籍になることは絶対になく、編集部さまのご高配と担当さまのご指導、そして沖先生の絶大なるお力添えがあってこそ、シリーズ刊行を現実のものとしていただくことができました。厚く御礼申し上げます。
そしてそして、前作や今作をお手に取ってくださった皆さま・・・本当にありがとうございます!


『黒猫は蜜月に啼く』 のリーゼは、18歳です。残酷なことを背負わされ、怒ったり憤ったり、惑ったりぐるぐる悩んだりします。
サリバンと出会い、その執着を恐れるのですが、きちんと恋心を自覚したあとは覚悟を決めて(精神的に)最強となります。(→『紅炎竜と密約の執事』 のリーゼさんのできあがり・・・終章にてその変貌ぶりをお楽しみください。)
ちょっぴり病んだサリバンの、強い孤独と執着を引き受ける人。まっとうで懐が深い、女王さま受を書きたかったのですが・・・ちゃんとお伝えできていたら嬉しいです。


また、今作には【大人のルビー文庫フェア】対象作品にすべくエロ強化指令が発令されておりました
(実際は担当さまに「エロがんばってくださいね」と優しく言われただけ・・・笑)
お色気シーンは【鴇なりにベスト尽くしたよハァハァ(興奮ではなくガス欠による息切れ)】 仕様でございます。
口絵も鼻血ブーしそうです! いかん、リーゼさんがあんなことにエロス!!
サリバンは言う。「ぼくでよかったよねえ。ナインヘルにはちょっと荷が重いもの」――聞かれたら燃やされますよ・・・。


フェア用に素敵なポップを作ってくださいました。こちらを目印にSSペーパーもお手に取っていただけたら嬉しいです。(一部書店さまにて配布、なくなり次第終了とのことです。)
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お話の流れ上、どうしてもナインヘルを出せなくてちょっぴり残念でしたが、
アナベルは頑張って滑り込ませました
そのほか、クロードは現在バトラーを引退してギルドの後方支援にあたっていて、引退するとき自分の代わりに連れてきたのが甥っ子のテオである――とか、そのテオにオーキッドを取られたと思っている(←勘違いです)リーゼさんは 「よくも俺のオーキッドを・・・あいつ仕事は早いが手を出すのも早ぇな」 とぷんぷん怒っている――などの(わりとどうでもいい)裏設定があります。


30年経ってもサリバンはリーゼさんにべったりです。 永遠にべったりです。
毎日飽きもせず 「リーゼくん好きだよ。今日も綺麗だね。リーゼくん愛してる。ハァ、すっごくかわいい。リーゼくんのためにお仕事頑張ってくるよ。出動中もぼくのこと思い出してね。知らないおじさんについて行っちゃだめだよ(←?)。ああ、もう心配でたまらない~」 なんて言ってます。
リーゼさんはあしらうのがとっても上手になりました。「へーへー、ちゃんと思い出すしオッサンにはついて行かねぇから、安心してちゃっちゃと出動しろー」亭主の相手をしながらドラゴンギルドをまわさなくてはならない筆頭バトラーは今日も超多忙です。

そんな2人のいつもの風景を、沖先生がツイッターに上げてくださいました!!!
すごいです。もうこの1枚に熟年夫婦のすべてが凝縮されております・・・!
三つ編み引っ張ってるリーゼさん、めちゃかわいい。このイラストだけでSS書けまっす。
でもエロオンリーになってしまったので、私のけしからん妄想として脳内処分します・・・ハァハァ。

発着ゲートのイラストも、本当に世界観があふれております
自分ではどうやっても絵にできないので、なんだろう・・・泣けてきますジーン
BLなのでもちろん恋愛ありきなのですが、このシリーズは沖先生と担当さまのお力をたくさんお借りして、世界観の構築に全力をそそぎました。
ですので、ドラゴンギルドシリーズ2冊を通して”ファンタジーBL”をお楽しみいただけたら、とっても嬉しいです。


『黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~』 をどうぞよろしくお願いいたします。